観光案内

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※礼拝堂内部の見学については、火曜木曜金曜の日直担当者が教育会館受付にいる時間帯(10時~12時)に行なって頂けます。ただし火・木・金曜でも日直担当者の不在時には閉館となります。あらかじめご了承ください。


Ⅱ、建物(県重要文化財)
設計/桜庭駒五郎(教会員)  施工/斎藤伊三郎
完成/1906年(明治39)12月   材料/ヒバ(青森県産)
大きさ/幅16m・奥行き22m・高さ15m・塔の高さ20m
この礼拝堂はパリのノートルダム聖堂を参考にして設計されたと言われています。創建時には会堂中にヒバの癒しの香りが満ちていたと思われます。双塔式ゴシック風木造建築は、明治期の木造洋風建築としては全国的に珍しいものです。内部は和洋折衷が特徴で、1階後部はふすまで仕切られ、2階は30畳の和室となっています(2018年2月より2階の見学は中止させていただいております)。今も毎週日曜の礼拝で使用されており、信徒が祈りを捧げる場となっています。なお、歳月による傷みにより、近年、側壁は外部より鉄骨で補強されました。外壁は2015年に塗装されました。

Ⅲ、祭具等
 礼拝堂正面奥に3つの椅子がある。中央の椅子は「キリストの座」と呼ばれ、礼拝にキリストが御臨在されることの象徴です。礼拝では向かって左側に椅子に説教者が、右側に司式者が座ります。椅子の手前に説教台があり、礼拝において説教者が聖書を解き明かします。説教台の上には大きな聖書があります。聖書は旧約と新約の計66巻よりなる「神の言葉」であり、プロテスタント・キリスト教の唯一の聖典です。説教台の手前に聖餐台があります。これは、十字架につけられたキリストの身体と血の象徴であるパンとぶどう酒を置く台です。ちなみに説教台も聖餐台もその天板部分は伝統工芸の津軽塗が施されています。聖餐台の上には献金籠が5つ置かれ、津軽地方の伝統工芸の「あけび細工」でできています。礼拝参加者は随意の献金をこれに入れて神にお献げします。礼拝堂後部に掲げられている「弘前礼拝堂」の看板は、本多庸一牧師が揮毫しました。これは焼失した2代目会堂から拾い出されたもので、表面に罹災の跡が残っています。

 

                               

 

 

 

現在、二階への見学はご遠慮させて頂いております。